オン・ザ・ボール

オン・ザ・ボールとはボールを保持している選手あるいはその状態のことです。

オン・ザ・ボールのスキルは非常に大切ですが、そればかりでは高いレベルでプレーできません。それは、オフ・ザ・ボールの動きが悪いと、オン・ザ・ボールのスキルが思うように発揮できないからです。オンとオフ、プレーとして連続しているものと考えてトレーニングするのが良い。

オン・ザ・ボールに必要な技術

敵に奪われないようキープする

相手はボールを奪いに来るわけですから、それを回避します。具体的にはボールを蹴られないように相手から離す、あるいはボールに体を入れられないよう体を当てることなどが考えられる。

周囲の状況を見て判断する

ドリブルできるか、パスコースはあるか、フリーな選手がいるか、チャレンジするべきか、ポゼッションするべきかなど。周囲の状況から次の流れを考えてアクションを起こす。状況に応じて臨機応変に対応することが求められる。

オン・ザ・ボール時にはキープとルックアップ(顔をあげて周囲を見渡すこと)の両方を行う。

相手からのプレッシャーをかわし、足元にあるボールを操り、かつ広くフィールドを見ることが必要になる。