サッカーのインナーラップとは、ハーフスペースを活用したオフザボールの動きで、後方の選手が追い越すことを指す。
ハーフスペースとはピッチを縦に5分割したときの中央と大外の間にあるスペースのこと。
サッカーにおけるインナーラップはオーバーラップの対義語になる。
味方選手を追い越して攻撃に参加する動きであることは同じだが、違うのは追い越し方。
インナーラップがハーフスペースを活用した内回りの追い越しの動きを指しているのに対して、
オーバーラップは大外のサイドを外回りで追い越す動きのことを指す。
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Month: 8月 2021
オーバーラップ
ボールを保持しているプレーヤーを、後ろにいた味方選手が追い越していくプレーのこと。
特に両サイドのMFやDFが連携プレーのためにオーバーラップをすることが多い。
敵陣深くまで侵入したMFやDFは、パスやクロスボールなどを受けることで直接攻撃のチャンスを作るほか、守備側のチェックを撹乱する効果に繋がることもある。
ただ、諸刃の剣でもあり、サイドバックに限らずDFがオーバーラップする場合、それだけ守備が手薄になる。
連係ミスを犯した次の瞬間ピンチに陥りかねない。
そのため、些細な連携ミスが危機的状況を引き起こしやすく、DFは敵陣と自陣を往復するだけの絶対的な運動量が必要になる。
それとただむやみにオーバーラップをすればいいものでもありません。
オーバーラップにはタイミングが重要となる。
まずは裏のスペースが空いているときに行う。
基本的にオーバーラップは攻撃の選手を増やすことで攻撃の幅を広げるプレー
なので、わざわざ相手にマークされるような場所にオーバーラップする必要はない。
相手がマークすることができないような裏のスペースに走りこめばチャンスが生まれる。
味方選手がパスを出す場所に困っているときは、
ボール保持者がパスの出し場がなくなって困るときがある。
そんなときに相手の背後を狙ってオーバーラップすることにより、パスの出す場所が増える。攻撃の選手を増やし...
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