サッカーには色々なテクニックやプレーがありますがヘディングというプレーは最初は大変でしょう。ヘディングは頭にボールを当てるというプレーですが頭というよりはおでこにボールを当てたほうが狙ったところにボールが飛んでいきやすくなります。サッカーを始めたばかりの初心者や小中学生の子どもはヘディングが怖くて中々出来ないと思います。
ヘディングする瞬間に目を閉じてしまうとボールを見失うことがありますのでなるべく目は開けたままヘディングする。1人でヘディング練習をするときはおでこでボールを落とさずに何回も当ててみよう。
ヘディングするボールの高さを上げたり下げたりしてみてどれくらいの強さで当てればどれくらい飛んでいくのかを知っておくのが大切です。遊び感覚でおでこにサッカーボールを乗せたまま上手くバランスをとるような1人練習をしてみても面白いですね。おでこ以外の頭の部分でサッカーボールを当てる1人練習もしておきましょう。
サッカーの試合や練習で使われるヘディングというプレーは攻撃と守備の両方で使われる欠かせないプレーの1つです。小学生の子どもがヘディングをしようとしてもサッカーボールが怖くて目をつむってしまい上手く出来ないことでしょう。
そこで恐怖心をなくすためにも、子どもでも1人で簡単にヘディングの練習ができる方法はサッカーボールを紐が付いた網に入れどこかにぶら下げます。回りにあまり物が無いほうがいいでしょう。ぶら下げたサッカーボールをおでこで何回も当てて繰り返し1人で練習してください。ヘディングしたサッカーボールは戻ってくるので1人での練習には最高の環境です。
ただ心配なのが近年、ヘディングを繰り返すと危険だということも言われます。
2015年には、アメリカサッカー協会は、10歳以降の子どもはヘディング禁止、11~13歳の子どもにも練習中のヘディング回数に制限を設けることを発表しました。
ヘディングというプレーは危険ではあるかもしれないが、サッカーを構成する重要な要素にうちの一つであることは言うまでもないです。
低年齢期にヘディングというプレーを避けることで、守備の際にロングボールを跳ね返す、あるいは攻撃している際にクロスを頭で強引にねじ込むといった頭を使うプレーを得意とする選手が減ってしまう可能性は十分ある。
ヘディングが問題になっているのは「ヘディングによる脳へのダメージが機能や記憶力に大きな影響を与える恐れがある」から。
安全にプレーするため、脳しんとうやその他のけがに対処するための知識を保護者や指導者が認識することが大事です。
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