マヌエル・ノイアー

ブンデスリーガバイエルン・ミュンヘン所属。ドイツ代表。ポジションはゴールキーパー。クラブと代表でキャプテンを務めている。

「スイーパー=キーパー」の第一人者としてポジションの概念を変えたと称される、現代GKの象徴的選手。

シュートへの鋭い反応と、強肩を生かした素早いフィードが武器。

FIFAワールドカップブンデスリーガUEFAチャンピオンズリーグFIFAクラブワールドカップなどの主要タイトルを制した同時代の世界最高のGKにして、史上最高のGKの1人に数えられる。

「GKの技術と戦術に優れているのはもちろんだが、特にGKとしてのメンタリティー。彼にはオーラがある。ゴールディフェンスの場面でボールに対して素早いダイビングを行う力強さやアスレチック能力、1対1のところでも躊躇のない判断力もずば抜けている」と評価を受けている。

 

2011年3月12日、ブンデスリーガの第26節の試合前に、ノイアーのチームメイトである内田篤人が前日に日本で起きた東日本大震災の被災地に向けメッセージを送るためにメッセージ入りのユニフォームを持っているのを見て「日本へのメッセージか。今日それを見せるのか」と問いかけたところ、内田が「勝ったら見せようと思う。負けたら見せない」と答えたので「じゃあ勝つ。僕が守るから今日は勝てる」と声をかけた。試合はノイアーのアシストもあり宣言通りシャルケは4試合ぶりに勝利した。試合終了後チームはサポーターの前で喜びを分かち合っていたが内田はメッセージを書いたユニフォームを着てたたずみ、しばらくしてチームメイトと共に控室に戻ろうとしたところ、ノイアーがそれに気付き再び内田をファンの前へエスコートしてメッセージを披露させた

なお、ノイアーと内田は同じ3月27日生まれである。