トニ・クロース

スペイン「ラ・リーガ」レアル・マドリー所属。ポジションはミッドフィールダー。元ドイツ代表。

メトロノームとも評される正確無比なパスメイクでポセッションを展開していくレアル・マドリードの中心選手の一人。

フィールドの状況を常に把握し、その状況に最適な選択肢から高次元のパスを供給する。ショート・ミドル・ロング、どのパスをとっても精度は一級品だが、特にロングパスの精度で他者を圧倒する。

ペナルティエリア外の空いたスペースへ入っていき、味方のグラウンダーパスを丁寧にインサイドキックでゴールの隅へ、まるでパスをするかのように決めるミドルシュートは何度も見た光景である。

2013年にバイエルンの一員でFIFAクラブワールドカップ2013を、その翌年にはドイツ代表の一員で2014年FIFAワールドカップを、その後レアル・マドリードの一員としてFIFAクラブワールドカップ2014を制し、365日のうちに3度世界一を経験した。