すね当て
◆すね当てとは
すね当ては相手選手との接触時に自分の足を守るための保護具です。
また、レガース・シンガードなど別名で呼ばれることもあります。
すね当てを着ける一番の目的はサッカーのプレー中の接触によるケガの防止です。
万が一相手選手から危険なタックルを受けても、自分の足を守ってくれます。
すね当てを選ぶ際に大事なのは、足のすねに付けた際にフィットするかどうかです。
すね当てを着けたとしても、ストッキングの中でずれているようでは、いさ接触した際にケガをしてします。
実際にすね当ての着用は、競技規則で義務付けられています。公式戦ではルールなので、必ず着用してください。練習中は着用義務はありませんが、慣れるためにも、練習中から着用しておくといいかと思います。
◆すね当てを着用する際の注意点
すね当てを付けてプレーしていると徐々にすね当てがソックスの中で足首の元に滑り落ちてきます。
ボールを蹴る時に、落ちてきたすね当てがボールに干渉して思った通りにプレー出来ない事がよくあります。そんな時に役立つのが「すね当てストッパー」です。
バンドを足首にソックスの外側から巻きつける事によって、すね当てが滑り落ちるのを防いでくれます。
◆すね当ての種類・サイズの選び方
すね当ては大きく分けてハードタイプ、ソフトタイプ、GK専用タイプに分ける事が出来ます。
【ハードタイプ】
・表面素材⇒プラスチックや合成樹脂などの硬い素材。
・衝撃強度⇒裏地にスポンジ材があり高い。
・形状変化⇒形状が変化しない。
【ソフトタイプ】
・表面素材⇒ポリエステル・スポンジゴムなど柔らかい素材。
・衝撃強度⇒ハードタイプに比べるとやや低い。
・形状変化⇒形状が自分の足の形状に合わせて変化する。
【GKタイプ】
・表面素材⇒ハードタイプ同様に硬い素材。
・衝撃強度⇒ハードタイプよりも厚い緩衝材があり非常に高い。
・形状変化⇒ハードタイプ同様に変化しない。
シューズやソックスと同様に、すね当ても自分の足のサイズに合わせて選ぶ必要があります。
すね当てのサイズは「S・M・L」、「小・大」、「ジュニア・大人」などブランドによって表記は異なります。
唯一注意すべきは、成長期にある小学生世代です。
ジュニア? それとも大人?と悩む事が多いと思います。
心配な場合は、自分の膝下から足首までの長さマイナス4センチがだいたいの自分に合ったすね当てのサイズですので、足のサイズが分からず心配な方は参考にしてみてください。