視野の確保

サッカーにおいて視野の確保は重要なテクニックの1つです。
視野を確保することで周りの状況を確認することができ、次のプレーの選択を決める手段になります。

プレーの選択では以下になります。

・ドリブル
・パス
・シュート

の選択をして一番ゴールを奪うために必要なことが何かを考えることができます。
周りを見て相手の位置を確認することができれば、ボールを止める位置が決めることにも繋がります。
また周りを見て情報を得ることにより、次に何をすればいいのかを考えることができ、ゴールを奪う一番いい判断をすることができます。
ですが、周りを見ることができなければ
自分の周りの状況がどうなっているのか分からないので、トラップした際に相手に簡単に奪われてしまう原因になります。

ボールを受ける際に周りを見ていないことが原因でボールをトラップして相手がボールを奪いに来た際に相手選手がいきなり現れたと勘違いをして急に焦っていまい、ボールを適当に蹴ってしまったり、ボールコントロールのミスをしてしまう原因になります。

相手の位置を見れていないことでトラップを考えることもしないので相手の奪いやすいところにおいてしまう可能性もあります。

ボールが来る前に周りの状況を見ないことでボールを持ってから考え始めるので次のプレーが1テンポも2テンポも遅くなりスピード感のあるプレーをすることができません。

視野を確保して周りの状況を見ることが次のプレーに繋がり、ボールを止めた後でも相手のプレシャーに動じることがなくなります。
それは相手の情報を目で確認して次のプレーを考えるようになるからです。

ポジションによって自分が見ていく情報は変わっていきます。
前線の選手はゴールに近いのでゴールを特に意識しないといけません。
中盤の選手であればゴールを狙えるのであればまずはゴールです。
それが難しいのであれば得点を可能性を上げるために効果的な攻撃方法をしていく。
ディフェンスの選手であれば攻撃の組み立てを考えていき、相手ゴールに迫っていき、得点チャンスをどうやって演出できるかを考えます。

サッカーの試合では一番動くボールに目が行きやすくなります。
しかしボールばかり中心視野で見ている状態、いわゆるボールウォッチャーだと、状況判断するための情報が乏しくなり、いざ自分にボールが来ても適切なパスコースを見つけられないのです。サッカーで視野を広く保つためには、中心視野だけでなく周辺視野も意識して1点に集中しすぎないことが大切です。

中心視野とは、物を見る時に両目のピントを合わせ対象物を視界の中心に捉えることを言います。
人は動いているものに目が行きやすく、それを中心視野で捉えようとします。

周辺視野とは、視界には入っているものの直視していないためぼんやり映っている部分のことを言います。
周辺視野に動いているものがあると不快感や違和感を覚えやすいです。

普段の練習からボールだけを目で追うのではなく、周りの選手の位置を確認してみたりします。

サッカーは止まってするスポーツではなく、常に流れていく中で考えないといけないスポーツです。
流れの中で自らが周りを見て頭で考え、プレーを判断していきます。

試合の状況は常に変化していき1秒前の状況は2秒後・3秒後には変わっています。
だからこそ常に新しい状況を取り入れていきプレーを考え、得点を奪っていく事が重要になります。
流れていく中で情報を得ていく手段として周りを見ることが必要になります。
首を振り、周りの状況を自分の目で確かめることが自分自身のプレーをよくしていくことに繋がります。

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