リズム能力

動きを真似したりイメージを表現する能力。タイミングを逃さないでボールをとらえたり、自分でリズムを作って動いたりする能力です。 動きを真似るというところを細かく書きますと、視覚、聴覚、触覚から入ってくる動きを模倣すると言うことです。 視覚の場合は動きとタイミング、リズム全てを模倣します。聴覚、触覚の場合はリズムのみを模倣します。 イメージを表現すると言うのは自分でリズムをイメージして動く訳ですのでスキップ、縄跳びなどはいい確認方法だと思います。 これらのリズムは単一のリズムだけではなく複数のリズムに対応できる必要があります。簡単にイメージすると右手4拍子左手2拍子で指揮棒を振るとかですね。実はこれ結構重要でしてドリブルなんて複合リズム感重要です。足のタッチと走るリズムで複合リズムになります。さらにそれを意図的に崩してチェンジオブペースなどに発展します。 試合中のさまざまな局面における瞬間的な判断や直感的に湧いたイメージを動作につなげていくためには、自身の体をどれだけうまく使いこなせるかによって決まってきます。 こうした感覚を持っているかいないかでその先の技術やフィジカルまた戦術における理解など習得レベルも多種多様に変わってきます。スポーツは高い技術力を持っていても、同等に頭脳や体をうまくコントロールできなければ、その力が高いレベルの環境に行けば行くほど存分には発揮されませ...
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食事と栄養

少年サッカーで重要な「食事・栄養」 将来、プロになれるかもしれないと夢みるサッカー少年は多いですね。JリーグはJ1~J3まで各20チーム程あり、合計60チーム程もあります。プロ野球よりも門戸が広いプロスポーツと言えるかもしれません。 プロサッカー選手を夢見る子どもに、親がしてあげられるのはいくつかあります。練習や試合の送迎や、チームの雑用もありますが、やはりサッカーを続ける体を作る食事を毎日用意して、そして教えることなのです。 少年サッカー選手は、筋力の事や、身長が伸びる伸びないに関わらず、バランスの良い食事をすることが基本です。基本ができないのに、スーパープレイができる訳がないのはサッカーと同じです。基本の食事ができないのに、世界で戦えるプロサッカー選手の体になれる訳がありません。 ◆放課後練習の時に必要な食事の摂り方 プロを目指す位の少年サッカー選手は、毎日練習がありますね。学校が終わったら、何も食べずに練習をするのは、子供とは言えどおススメできません。 学校が終わって、練習までの間に何らかの補食(おやつ)が必要です。間食は親が用意する場合と、コンビニやスーパーで買う事があると思われます。 間食を親が用意する場合、動くための即効性のある栄養である「糖質」が優れています。おにぎりやサンドイッチなどの用意してあげるといいですね。またバナナ、さつまいもなどでも構いません...
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FIFAワールドカップ

FIFAワールドカップは、国際サッカー連盟(FIFA)が主催する、ナショナルチームによるサッカーの世界選手権大会。サッカーの大会の世界最高峰と位置付けられ、全世界のテレビ視聴者数や経済効果はオリンピックを遥かに凌ぐ世界最大のスポーツイベントです。 予選大会と本大会で構成されており、本大会は4年ごとに開催され、4で割り切れない偶数の西暦年に開催される(夏季五輪の中間年、1994年以後は冬季五輪と同年)。1930年にウルグアイで第1回大会が行われ、この大会を企画・発案した当時のFIFA会長・ジュール・リメの寄贈した「ジュール・リメ・トロフィー」をかけて争われた。 参加できる主体は国またはそれに準ずる地域であり、より厳密にはFIFAに加盟したサッカー協会を単位とする。例えば、イギリスは単一の国家ながら本土4協会(イングランド、ウェールズ、スコットランド、北アイルランド)と海外領土6協会(モントセラト、イギリス領ヴァージン諸島、ケイマン諸島、タークス・カイコス諸島、バミューダ諸島、アンギラ)による計10代表チームがあり、日本は日本サッカー協会の唯一の代表である。そして、胸にそのエンブレムをつけたユニフォームを着用する。また、香港やマカオのように、FIFAが加盟を承認したサッカー協会を持つ地域にも、それぞれに出場権がある。 これまでの歴代優勝国は、ブラジル(5回)、イタリア、ドイツ(4...
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サッカーシューズの種類

サッカーシューズの商品名の後に付いているFGやHGといった英文字。 見たことはあっても、どんな意味なのか知らない人も多いのではありませんかね、 今回は、意外と知らいないサッカーシューズの違いについてご紹介します。 サッカーシューズの商品名の後に付いている「FG」「HG」「TF」「IC」って? 【FG】 Farm Ground(ファームグランド)の略で、主に天然芝で使用するもの。多くのプロ選手が使用しているシューズは主にこのFGと呼ばれるタイプで、高校生でも使用している人は多いのもこのタイプです。FGイコール天然芝と覚えておけばOK。 【HG】 Hard Ground(ハードグランド)の略で、硬い土のグランドで使用します。日本のグランドは約70%が土で作られているため、日本で1番普及しているのはこのHGのタイプ。HGイコール土のグランドと覚えておきましょう。 【TF】 Turf(ターフ)の略で、芝であれば人工芝でも天然芝でも使えるほか、土のグランドでも使えるオールマイティなタイプ。練習用として使うトレーニングシューズ(通称トレシュー)はこのTFのことです。 【IC】 Indoor Court(インドアコート)の略で、一般的にはインドアで使用するタイプ。主に体育館やフットサルで使われますが、アスファルトの上でも使うことができるので、最近ではストリー...
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視力低下防止

最近では、テレビやゲーム、スマホなどなど、現代の子どもたちは大人と同じくらい目を酷使しています。こうしたことも原因のひとつとして考えられていますが、子どもたちの視力低下が増えていると言います。目が悪ければ黒板の字もよく見えません。勉強に影響が出るのはもちろん、サッカーをプレーすることにも大きく関係します。ボールとの距離感がつかめない、パスやシュートが思ったところに蹴れないなどのプレーの不調の原因はもしかしたら目に原因があるのかもしれません。 目が悪くなるとはどういうことか? なるべく目が悪くならないようにするにはどうしたら良いか? 目が悪くなったとときの対策は? 子どもたちの目について、いくつかのポイントに絞っていきましょう。 目が悪いと一口に言っても、みなさんご存知の通り、近視、遠視、乱視に老眼とその症状はさまざまです。いずれも目の中にある水晶体というレンズの調節機能に問題があることで起こるのですが、特別な場合を除いて、子どもたちの「ものがはっきり見えない」「ぼやけて見える」状態は近視であることがほとんです。 目が悪くなる理由は実は完全に解明されているわけではありません。遺伝説や疲労、目の使い過ぎなど、さまざまな原因があるとされています。レンズの働きをする水晶体を調節しているのは、目の中にある「毛様体」と呼ばれる筋肉です。この毛様体が水晶体を引っ張って薄くしたり、ゆるめて厚...
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すね当て

◆すね当てとは すね当ては相手選手との接触時に自分の足を守るための保護具です。 また、レガース・シンガードなど別名で呼ばれることもあります。 すね当てを着ける一番の目的はサッカーのプレー中の接触によるケガの防止です。 万が一相手選手から危険なタックルを受けても、自分の足を守ってくれます。 すね当てを選ぶ際に大事なのは、足のすねに付けた際にフィットするかどうかです。 すね当てを着けたとしても、ストッキングの中でずれているようでは、いさ接触した際にケガをしてします。 実際にすね当ての着用は、競技規則で義務付けられています。公式戦ではルールなので、必ず着用してください。練習中は着用義務はありませんが、慣れるためにも、練習中から着用しておくといいかと思います。 ◆すね当てを着用する際の注意点 すね当てを付けてプレーしていると徐々にすね当てがソックスの中で足首の元に滑り落ちてきます。 ボールを蹴る時に、落ちてきたすね当てがボールに干渉して思った通りにプレー出来ない事がよくあります。そんな時に役立つのが「すね当てストッパー」です。 バンドを足首にソックスの外側から巻きつける事によって、すね当てが滑り落ちるのを防いでくれます。 ◆すね当ての種類・サイズの選び方 すね当ては大きく分けてハードタイプ、ソフトタイプ、GK専用タイプに分ける事が出来ます。 【ハードタイプ】 ...
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トラップ

◆トラップとは サッカーにおけるトラップとは、自分の方へ飛んできたボールを手以外の体の一部で自分の動かしたい方向へコントロールし、ボールを移動させる動作のことです(罠という意味ではありません)。 サッカーではファーストタッチが大事とか良く言われますが、このトラップの動作のことをファーストタッチ、またはファーストコントロールともいい、サッカーではこのトラップをいかに自分の置きたいところに置けるかでその後の動作のスピードが大きく変わってきます。 例えばトラップに失敗し、ボールが上に高く上がってしまったら、その間、相手ディフェンダーに詰められてボールを奪われることになります。 反面きちんと置きたいところにコントロールすることが出来れば次の動作へ移りやすく無理の無い体制で処理することができるのでチャンスとなります。 ◆トラップの練習方法 トラップをするということは、必ずボールが動いているということになります。 なので必然的にパス練習の延長にトラップの練習があることになるわけですが、必ずしもパス練習のような複数人で行う必要はありません。   ・リフティング トラップで失敗する時のほとんどは浮き玉のボールであります。相手のプレッシャーがある中、いかに浮き球をコントロールすることが出来るかでプレーの幅が大きく変わってきます。 そこで、大事になってくるのがリフティングです...
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8人制サッカーと11人制サッカー

サッカーの競技人数ですが、普段テレビなどで目にするサッカーの試合は11人制で行われていることでしょう。 8人制サッカーとは全日本少年サッカー大会でも2011年より導入しており、ジュニアサッカー(小学生年代)の大会では定着しつつあります。 子どもたちは、多くの試合でプレーすることで、練習とはまた違う経験をし、選手として成長することができます。しかし、大人と同じようにサッカージュニアが11人制サッカーをした場合、ボールに関わる時間が短かったり、プレー回数を十分に確保できなくなるということがありました。そこで、日本サッカー協会(JFA)がU-12の試合で導入したのが8人制サッカーです。8人制サッカーは、ピッチが大人のサイズの半分程度だったり、自由にいつでも交代できます。この8人制サッカーを導入することで、より多くの子どもたちが試合に出場でき、試合を通して選手として成長する機会が増えることになりました。 ◆フィールド 8人制サッカーのフィールドとして推奨されているサイズは、縦68m×横50m。これは公式の11人制サッカーフィ―ルドの約半分のサイズに相当します。そのため、11人制サッカーで使用していたフィールドに2面分のフィールドを設けることも可能に。以前の全日本少年サッカー大会のフィールドが縦80m×横50mだったことからみても、よりコンパクトなフィールドになったことがわかります。...
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ケガの対応

サッカーは身体の接触があるスポーツなのでどうしてもケガが多くなります。 心配になってしまいますが、ケガを最小限に留めるためにも、基本的な対処法を知っていると安心出来ますよね。 ◆切り傷、擦り傷(大量の出血を伴わない) ・ 流水できれいに洗い、傷口を確認します。 ※必ず水道から流れている水を使いましょう。バケツに溜めた水などは感染の原因になります。 ・出血している部分にガーゼなどをあて、上からテーピングまたは包帯で固定します。 ※傷口をティッシュで押さえると、後から取りにくいです。 ※そのままプレーを続行する可能性もあるので、包帯よりもテーピングがずれにくいです。 ◆鼻血 少年サッカーでは日常茶飯事な鼻血。ほとんどの場合心配することはありませんが、重要な場合もあります。 鼻血のほとんど(90%)はキーゼルバッハ部位(鼻の穴の少し 奥の毛細血管が多く集まった場所)というところから出血します。 軽い衝突やボールがぶつかった場合で出た鼻血は小鼻を上のほうからつまんで圧迫し、軽く下向きになって座って休みましょう。ただし下に向けすぎると、うっ血して出血量が多くなってしまいます。 少し多めの脱脂綿を丸くして鼻に詰めてください。 コットンパフのやわらかいところを使うこともできます。 のど(口)にまわってきた鼻血は、飲まないで吐き出しましょう。 そして何もよりも...
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防寒着

絶対に必要というわけではありませんが、寒い季節になってくると必要かと思います。 練習までの移動であったり、練習中であったり、体が冷えているとプレーのパフォーマンスが落ちてしまいます。少しでも体を温めることによって、より良いプレーが出来ます! ◆アンダーシャツ(インナーシャツ) アンダーシャツもいろいろあります。速乾性、伸縮性、保温性などそれぞれ特徴があり、機能性が高ければ高いほど値段も高くなります。 速乾性、伸縮性、保温性はそれぞれ季節に合わせて配慮すべきかもしれませんが、子ども達が使うのに最も重要な機能は「速乾性」です。 筋肉に軽い圧迫を加えて、パフォーマンスや疲労回復を促すアンダーシャツもありますが、 子供は「伸縮性」の高いフィットしたものを着る事を嫌がります。 買っても着なければ意味がありません。 アンダーシャツは子どもにとって脱いだり着たりが面倒で、「保温性」の高いものを着て、汗をかいて、そのままで過ごしてしまう事も多いです。 保温性が高くても濡れていれば、より寒さを感じます。 濡れて乾きにくいものを着て、体を冷やしていたらよいパフォーマンスはできません。 なので冬場でも、乾きやすいということはアンダーシャツ選びでは非常に重要です。 公式の試合ではユニホームの規定があり、袖から出ているアンダーシャツはユニホームと同色を着用するルールがあります。 チ...
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